研究室の歴史

本研究室は農薬化学研究室として誕生しました。初代教授は本学の学長になった佐藤庄太郎教授です。これを第2代濱田昌之教授が引き継ぎました。第3代教授は農学部長を務めた駒井功一郎教授で，その時に研究室名を生物制御化学研究室へと変更しました。これを，松田一彦教授が引き継ぎました。本研究室の卒業生 は800名を上回り，各界で活躍しています。

研究のコンセプト

Chemical biology を基盤として植物保護とライフサイエンスに貢献する
  • 生物・細胞間情報伝達物質・農薬活性物質の構造解明と合成
  • 生理活性物質の受容体の解明とStructure based drug design
  • 生理活性物質の生合成パスウエイの解明と分子育種
  • 環境・ヒトに優しい方法で植物を保護する化学的手段と生物学的手段を創出

    • 卒業生の進路

    博士課程修了者
    学術振興会特別研究員PD（現在：住友化学農業化学品研究所 主任研究員），理化学研究所研究員(現在: 近畿大学教員)，南イリノイ大学医学部研究員（現在：京都大学特定助教）など
    博士前期課程修了者
    大学院進学，公務員，稲畑香料，大日本除虫菊，神東塗料，日本バイリーン，住江織物，東リ，住化テクノサービス，ナリス化粧品， フマキラー，東和薬品　など
    学部卒業生
    大学院：近畿大学，大阪大学，東北大学，京都大学，徳島大学，三重大学，奈良先端技術大学院大学
    公務員， JA，住化エンビロサイエンス，三木産業，ヨドバシカメラ，シクロケム　など