ワタナベ  カツ ミ

渡 辺  克 美

1955年11月21日生  0型

略歴

1978年3月 京都大学農学部農芸化学科卒業

1982年3月 京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻博士課程中途退学

1982年4月 財団法人環境科学総合研究所主任研究員

1993年5月〜1994年7月 米国コーネル大学農学部留学(客員研究員)

1996年4月 近畿大学農学部助教授

2005年4月 近畿大学農学部教授(現在に至る)

学位

 1 9 8 6 年   京都大学農学博士


専門分野

  食品分析学、食品機能学、植物生理学、生化学、分子生物学、低温科学

*くわしい研究内容、業績は番号をクリック!→(1)(2)(3)

研究内容

食糧問題の解決を目指して!

  現在、食には2つの課題があります。生活習慣病などの予防や抑制に効果がある機能性食品の評価・開発と
増加し続ける人口に対する食糧の供給・増産です。

 その解決法として、
  1. 現在はあまり食用として利用されていない植物資源の再評価、そして食糧資源としての利用促進です。
    擬穀類(キノア、アマランス)や雑穀類(アワ、ヒエ、キビ)などの成分分析や機能性評価を行い、食品としての利用およびその拡大を目指した研究を行っています。

  2. 現在食用として利用されている食糧資源の食品としての質的改善です。
    すなわち、さまざまな栄養素をバランス良く含んだ食品こそが必要です。
    食品中におけるビタミンB1含量の改善やアミノ酸価の向上を目指した研究、さらに老化抑制やアレルギー予防を目指した研究を行っています。

  3. 食糧資源や食品の生産性・保存性の向上こそが重要です。
    冷凍保存条件の改善や凍結耐性機構を解明し、食糧資源の大量生産・超低温保存、そして食品の長期保存を目指した研究を行っています。


所属学会

日本農芸化学会(関西支部参与)、日本食品科学工学会(関西支部運営委員)、
日本栄養・食糧学会(参与、近畿支部運営委員)、日本植物生理学会、 日本植物細胞分子生物学会、
低温生物工学会、日本アマランス・キノア研究会(幹事)、日本穀物科学研究会(幹事)
 

趣味   旅行(鉄道大好き)、映画鑑賞、野球観戦、植物や魚の飼育


好きな言葉 「平凡の偉大さ」  「常に心に青春を」

 




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