近畿大学農学部
生物機能科学科
植物分子遺伝学研究室

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Plant Immunity Research(植物免疫研究)

植物が、病原菌に対して免疫反応を誘導する仕組みや、
病原菌が、植物の免疫力を抑制する仕組みを
研究しています。
Plant Immunity Research(植物免疫研究)

植物が、病原菌に対して免疫反応を誘導する仕組みや、
病原菌が、植物の免疫力を抑制する仕組みを
研究しています。

Topics

  • お願い
    植物分子遺伝学研究室の同窓会を開催することを計画しています。同窓会名簿の作成を行っていますので、本研究室の卒業生の方は、ここをクリックして、情報を送ってください。よろしくお願いいたします。川﨑・山口
  • 2024-9-3
    吉久さんが、植物感染生理談話会で学生優秀発表賞を受賞しました。
  • 2024-8-28
    M1の阿部君が、植物マイクロバイオータシンポジウムでポスター賞を受賞しました。
  • 2024-5-15
    OsSRO1の論文がPlant Cell Physiolに受理されました。
  • 2024-4-5
    松野君が、植物病理学会で学生優秀発表賞に選ばれました。
  • 2024-4-1
    D3の吉久さんが日本学術振興会・特別研究員に選ばれました。
  • 2024-3-17
    神戸で開催された植物生理学会で、D2の吉久さんとM1の豊田君が発表しました。
  • 2024-3-13
    仙台で開催された植物病理学会で、D2の吉久さんとM2の松野君が発表しました。
  • 2024-2-7
    修士論文発表会がありました。松野君が優秀発表賞(緑友会賞)を受賞しました。
  • 2024-2-1
    卒業論文の発表会がありました。
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Research

ようこそ、植物分子遺伝学研究室のホームページへ。

作物生産の約15%は、毎年、病害により失われています。この損失量は、世界で10憶人分の食料に相当します。さらに、世界規模での環境変動に伴う病害発生地域の拡大や、新たな病原菌の出現により、様々な作物が壊滅的な被害を受けることが多数報告されています。そのため、このような現状を打開し、食料生産を持続的に安定化するための次世代型の耐病性技術の開発が望まれています。

当研究室では、モデル植物であるイネ(単子葉)やシロイヌナズナ(双子葉)を用いて、「植物の免疫誘導機構」および「病原菌の感染戦略機構」に関して、分子生物学・細胞生物学・植物病理学的手法を用いて研究を行っています。「植物の免疫誘導機構」の研究では、植物がどのように病原菌の感染を認識し、どのようなシグナル伝達を介して免疫反応を誘導しているのかについて解析を進めています。また、「病原菌の感染戦略機構」の研究では、病原菌が、病原力の鍵因子であるエフェクターを使って、どのように病気を引き起こしているのかについて解析しています。さらに、これらの研究成果をもとに、「植物自身の免疫力を向上させるための技術開発」、および「病原菌の感染能力を抑制するための技術開発」の研究を行っています。