研究/Research
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食事 や 運動 などの生活習慣の乱れによって、種々の生活習慣病が発症します。本研究室では糖尿病や血栓症などの生活習慣病やその基盤となる肥満症の病態について研究するとともに、これらの疾病の発症を阻止する食物由来成分についてその効果や作用解析を行います。血管の最内層に存在する
血管内皮細胞 は抗血栓性を有しており、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症発症阻止に役立っています。この血管内皮細胞の生理的機能におよぼす食品成分の影響や作用機序について研究し、血栓症の発症を阻止する食品成分の解明を行います。また、脂肪細胞は種々のアディポサイトカインを分泌しており、その作用によって血栓症の発症や動脈硬化の進展を制御しています。そこで、脂肪細胞に作用して脂肪細胞からの生理活性物質の分泌を制御する食品成分の解明を行います。血栓症と並んで悪性腫瘍(癌)も死亡につながる主要な疾患です。悪性腫瘍細胞の増殖能や浸潤、遊走能を抑制することは、癌の発症や転移・増殖を予防あるいは阻止する有効な手段であると考えられます。そこで、悪性腫瘍細胞の細胞機能を制御する食品成分、食物抽出物質を解析します。 |
近畿大学大学院 農学研究科 応用生命化学専攻 食品機能学分野/近畿大学 農学部 食品栄養学科 生体機能学研究室
Department of Food Science and Nutrition, Faculty of Agriculture, Kindai
University.
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