14th Annual Rancho Bernard Tennis Classic

Men's 4.5 Doublesで、北山 隆選手が準優勝

大会のウェブサイトはこちら
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 大会のウェブサイトでは、クラス表示が4.0となっていますが、北山選手より、「クラス4.5が正しい」との連絡がありました。

北山選手のコメント

 USTAの大会は、その殆ど全ての試合が3セットマッチで行われるので、結構長丁場となります。1日1試合、あるいは最高で2試合となります。 
 今回出場した大会は、中上級クラスでレベル4.5といいます。もう一つ上のランクに5.5というのがあるのですが、そちらは出場者が少なく大会が成立しなかったので、すべて4.5に流れ込んできていました。
 大会のメニュー(ランク別なども含めて)がものすごく多いため、一つのメニューのドロー数はかなり少なくなります。僕が出場したダブルスも結局8ドローとなりました。
 ペアは中央大学出身の下西健太郎君です。
下西健太郎(左)と北山隆(右)

●Men's 4.5 Doubles
北山 隆/下西 健太郎の結果

開催日 2003/03/08

ラウンド

対  戦  相  手
カウント
QF
Fredrick dela Cruz(Escondido, CA)/Anthony Rubio(Escondido, CA)
6-2, 6-3

 第1試合の対戦相手は、1人がサウスポーのメキシコ人ペアでした。
 サウスポーのサーブは強烈で、一度もブレークできませんでしたが、もう1人のサーブが弱かったため、ブレークするチャンスを得て何とか凌ぐことができました。
 ストロークは両者とも強力で、ポール回し気味のパッシングを何本か決められました。
 しかし、私のペアの下西君は、もの心ついた頃からラケットを握っている強者で、火の噴くようなリターンをするので、全体的にはこちらが優勢に試合を展開できました。

開催日 2003/03/16

ラウンド

対  戦  相  手
カウント
SF
Reg L'Abbe(San Diego, CA)/Mel Wammack(San Diego, CA)
6-2, 6-3

 この試合は当初3月15日(土)に行われる予定でしたが、こちらでは珍しく雨が降ったため、順延となり、翌日の日曜日に行われました。
 対戦相手は、50歳近くと思われるペアでした。最初、少し気を抜いてしまったので、危ない場面がありました。
 相手は、ストロークを全てライジングで打ってくるし、下西君のストロークをいとも簡単に返してくるし、ロビングも、巧みに打ってくるしで、試合結果からは考えられないほど時間がかかりました。

開催日 2003/03/16

ラウンド

対  戦  相  手
カウント
W
Jim Ash(Alpine, CA)/John Sperrazzo(San Diego, CA)
W.0

 SFの試合が終わり(このときすでに午後5時)、引き続き、決勝戦ということで対戦相手を待っていました。対戦相手は、SFの試合を始めたばかりだったので、1時間ほど観戦して決勝の相手が決まるところを見ました。
 決勝の相手はSFの試合の前にミックスに出場していたらしく、疲れているようでしたが最終日であったので、試合を行うことを約束しました。
 アップして待っていると、そのペアの一人が「妻に電話したら、帰ってこいと言われた」と言い出して、その場で試合が突然中止となりました。
 大会事務局は、「両者で話し合って、平日にでもどこかで勝手に試合をして、結果を報告してくれ・・」と言い出したので、仕方なく日程の調整をして帰ろうと思ったら、またまた、大会事務局と対戦相手がやって来て、結局、『対戦相手が棄権する』ということになりました。
 大会商品は、優勝は$40の商品券、準優勝は$30でしたが、なぜか、それぞれ平均分割して$35ずつ、貰って終わりました。
 どうにも解せない話でしたが、それ位のことで食い下がると、ピストルで撃たれるかもしれないと思ったので、しぶしぶ商品券を受け取ることとして、初めての海外の大会を玉虫色ながら優勝ということで締めくくることができました。家に帰ると言った対戦相手は、ケビンコスナーにかなり似ていました。

Takashi KITAYAMA
2003/03/18

 先日突然また動きがありました。
 結局、大会本部の最初の要求通り、決勝戦をすることとなり、来週火曜日(2003/03/25)の仕事終了後、大会会場とは別のテニスコートへ行って、決勝戦だけをこなしに行きます。
 大会のウェブサイトでは、決勝予定日が3月30日となっていましたが、それは、それまでに終わらせろよ・・・ということでしょう。すでに商品も分割しているにもかかわらず・・・
 ということで、来週また報告します。

Takashi KITAYAMA
2003/03/21(金)

 また色々と変動がありました。
今週の火曜日の午後7時開始予定だったのですが、相手側から、試合前日の深夜に「ペアの1人が、出張でモントリオールへ行った」という連絡が突然入り、また延期になりました。
 相手側からは、またまた「次週の火曜日夜の試合を希望する」旨の連絡が届いたのですが、こちら側は、今週の試合のために仕事の都合をあけていたので、もう一度、平日に時間は取れないということと、4月に入ってから試合を行う気は無いので、「そちら側の時間の都合が、つかないならば棄権しなさい」という連絡を行いました。
 しかし、相手側は、棄権はせずにメールで勝手な要望をしてきたため、結局、こちら側が折れ、土曜日の朝8時から、相手の希望するテニスコートに出向いて行いました。
 試合はいつも通り3セットマッチ。
 1セット目の5-2リードで、私のサーブというところから挽回され、追いつく気力も出ないまま6-7、3-6で敗れました。負ける時の悪い癖が出たということになり、この試合はかなり後悔するものとなりました。折角の海外初制覇が目の前だったので、(試合前のゴタゴタした気持ちを整理して)この1試合にのみ集中しておけばよかったと、今では悔やまれます。

Takashi KITAYAMA
2003/03/29 (土)

開催日 2003/03/29

ラウンド

対  戦  相  手
カウント
Jim Ash(Alpine, CA)/John Sperrazzo(San Diego, CA)
6-7,3-6

 

【受付の様子】

 日本で行われているシステムとそう変わらない。最初から試合の時間の割り当てが試合毎に決まっているので、時間に合わせて来ればいい。
 3セットマッチなので時間の見積もりが立て易い。全米の試合のドロー、試合時間がすべてインターネットで見ることができる。

【PLAYERS TABLE】

 この日は雨だったので、クラブハウスの中に設置していて、いいショットを撮影することができなかったが、通常は大量の菓子パンや果物が置いてあり、出場者が好きなだけ食べることができるようになっている。(これは日本には無いですね)

【試合の様子】

 下西君がダブルハンドリターンを打った直後の様子。このあと球にブレーキがかかり、ダウンザラインに決まりました。
 
優勝の写真は、先述の通りドサクサの中で終わったので、商品券の写真を撮ることができませんでした。賞状、カップ等一切なし。

 
Dates: March 8-9; March 15-16, 2003
Divisions: M(Op,35-70)sd;W(Op,35-55)s;W(Op,35-40)d;X(Op,35)d;NMW(3.5,4.5,5.5)sd;NX(3.5,4.5,5.5)d
Hosting Site: Rancho Bernardo Community Tennis Club
18402 West Bernardo Drive
San Diego, CA USA 92127
Draw Phone: 858-487-9698
Director: Scott Davis
Referee: Tom Young
Section: Southern California
District: San Diego
Entry Fee: S-$26 D-$34
Checks Payable To: RBCTC
Send Checks To: RBCTC 18402 West Bernardo Dr. San Diego, CA 92127
Entry Type Entry to this tournament is open to all USTA members. Entries must be submitted by Saturday, March 01, 2003 12:00:00 AM Pacific Time.